学校教育版を書いてみます。トピックは「
小中学生に携帯電話持たせるな」(asahi.com)ですね。21時前のニュースでも取り上げられていましたが、
強制力はないので
社会へのメッセージになることを期待しているようですね。小中学生が携帯電話を持たないほうがいい理由として、記事では有害情報へのアクセスをあげている。僕は、携帯よりもインターネットの方が有害情報へのアクセスはあると思うけど・・・。
教育再生懇談会の座長である安西祐一郎慶應義塾大学塾長は、携帯が子どものコミュニケーションを軽薄化するという自論を持っているらしい。僕は子どものコミュニケーション能力が育たないとしたら、それは
家庭内と学校と子どもの周りの地域の問題だと思う。携帯電話のせいにはできないし、すべきではない。大人だって、
敬遠ばかりしてコミュニケーションを積極的に取ろうとする人なんかそんなに多くないのでは・・・?その大人が子どものコミュニケーションの拙さに文句をいっても、あまり説得力がないかな〜と思う。。もしかしたら、今、子どものコミュニケーションがあーだこーだいっている人は、自分が子供の頃に同様に大人にそういわれていたのかもしれませんね。『
最近の若者ときたら・・・』みたいなね。
PISAの成績が下がった論やゆとり教育失敗論には未来ある人たちを決定論的に劣等と見なす傾向が見られる。PISAの成績が下がったのは、たまたまかもしれないし、本来は子どもに関わるすべての大人の責任だと考えるべきなんだと思う。ゆとり教育だって、その世代の子達が望んで実現したものでないにもかかわらず、被教育者が責められるのは非論理的も甚だしい。子どもを守るのが大人であるのなら、こうした無責任なニュースもなんとかしなきゃいけないのでは・・・?
最後に一句詠みます・・・w
子どもには 明るい未来を 見たいよね